2022年4月1日 18:10
『オッドタクシー』白川役・飯田里穂「私はやっぱりドブさんが一番好き」
昨年、地上波で放映され話題を呼んだTVアニメ『オッドタクシー』。愛くるしい動物たちには裏の顔があり、複雑な人間模様が絡み合う。本編を再構築した、大注目の映画版『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』に迫る。
『オッドタクシー』にハマる3つのポイント。
POINT1:引き込まれる会話劇
本作の最大の魅力ともいえるのが、脚本家・此元和津也さんによる巧みなフレーズ。例えば第1話の病院での小戸川と医者の剛力とのやり取りは、「小戸川…、早いところ結婚したらどうだ?」(剛力)、「『We Are The World』のブルース・スプリングスティーンより唐突だな」(小戸川)、「アル・ジャロウのあとに入ってくるやつな」(剛力)とラリーが続く。また第3話のサウナの場面では、通りすがりの客が「最初にフリースタイルしたのはK.I.Nだよ確か」「えっ、MELLOW YELLOWの?」とコアなヒップホップネタを繰り出したことも。聞き耳を立てたくなる。
POINT2:かわいいけど、本格サスペンス
小戸川はセイウチ、友人の柿花はシロテテナガザル、人気アイドルのミステリーキッスはイヌやネコ…と登場人物はみんなキュートな動物たち。