2022年4月2日 19:40
ついに完結! 泳ぎを通じて成長する少年たちの物語『Free!』を振り返る
1、チームメイトとの再会を機に結成された水泳部。戦友たちとのリレーが彼らの熱い想いを繋ぐ!
高校2年の七瀬遙と橘真琴は岩鳶高校に入学してきた葉月渚の熱意に押され、陸上部だった竜ヶ崎怜も引き込んで水泳部を立ち上げることに。同じ頃、オーストラリアで挫折を味わい日本に帰国した松岡凛は遙に再会。二人はあることがきっかけで大きなわだかまりを抱えていたのだが…。そんな二人を再び結びつけたのは、小学生の頃にみんなで泳いだメドレーリレーだった。バック(背泳ぎ)の真琴、ブレ(平泳ぎ)の渚、バッタ(バタフライ)の凛、そしてフリーの遙と、4人がリレーを繋いでいく様や意外な展開が胸アツ!得意の型をダイナミックに泳ぐ姿や、美しい水の描写など、見どころは多いが、泳ぎきった後の彼らの清々しい笑顔はまさに青春。
2、プレッシャーや故障、進路への想い。悩みの中で自分自身と向き合い、仲間と切磋琢磨の日々を丁寧に描く。
過去のトラウマから海が怖いという真琴や、親との関係で水泳部を退部させられそうになる渚など、抱える事情や想いは様々。しかし、どんな時であっても仲間がそばにいてくれる心強さは変わらない。悩みから逃げようとした時は仲間が優しく諭してくれ、逆に一人で落ち込んでいる時はみんなが一丸となって支えてくれる。