2022年5月28日 19:20
一級建築士が教える! 意外と知られていない「リノベーション物件で後悔しがちなコト」
方法は、埋もれている管は目視できないので、不動産屋さんにリサーチをするのが賢明です。
この管がボロボロであれば、水質に影響が出るだけでなく、どこかで水漏れして異常に高い水道代を請求されたり、果てには管が破裂なんていう最悪の事態にもなりかねません。賃貸であれば大家や管理会社と相談になると思いますが管の改修費を考えるとゾッとします。
チェックポイント3.防音性
例え好みのクロスが貼られて、素敵なタイルが敷かれてあっても、下地がスカスカだったら音がダダ漏れですから居心地のいい空間にはなりません。気密性の高い壁や床を見抜きましょう。建物構造としては、いろいろな見方があり、断定はできませんが、賃貸マンションであればRC造を選べば音漏れしにくい可能性が高い、と思います。
誰でもできる見抜き方としては、壁と床を何か所も叩くこと。密度の高い壁や床ですと、叩くと音が詰まった感じで短く終わります。
逆に中が空洞でスカスカだったりすると、軽くて音が少し響くんですね。内見時に必ず行ってください。
チェックポイント4.賃料(管理費も)・販売価格
相場より安い!と思えるリノベ物件があったとします。だからといって、それが適正なのかどうかは冷静に判断する必要があります。