2022年10月13日 20:00
高橋克実、妻を演じた富田靖子を語る「温かさに救われました」
テストのとき、僕らは衣装が濡れない場所でその様子を観ていて、大丈夫かなと思いました(笑)。ところが、本編では見事なシーンに仕上がっていました。
ーーあの感動シーンの舞台裏が、そのようなことになっていたとは!
高橋さん手作り感満載で、素晴らしかったです。メイキングも観ていただくことができたら、すごく面白かっただろうと思います。
ーー妻・恭子役の富田靖子さんに助けられたとおっしゃっていましたが、どのようなところが心強かったですか?
高橋さん富田さんは僕らの世代の大スターです。お芝居がお上手で、しかも福岡ご出身ですから、安心感がありました。とても些細なことですが、僕は方言でいっぱいいっぱいで余裕がなかったのですが、ふとした時についつい富田さんに視線を向けると、いつもこちらを見ていてくださるんです。そういう富田さんの眼差しにぜんぶ救っていただきました。
とても大きい存在で、ありがたかったです。富田さん、そして息子・和昌役の白洲くんとは初めてお会いしたときから、家族という役どころがしっくりきて、とても演じやすかったです。
ーー富田さんが、素人として映画にエキストラ出演をするシーンに爆笑しました。