2022年12月5日 19:30
あのちゃん、アーティスト“ano”としての連続リリース「蓄えたものをエンタメとして表現したい」
その頃はまだ物心がついていないから、音楽の良さをまだ理解できずに「うるさいなあ」と思っていましたね(笑)。
母もザ・ビートルズやクイーンといった洋楽が好きでしたし、兄も音楽をやっていたので、自分は音楽に苦手意識があって。洋楽には詳しくなるけど、逆にみんな知っている童謡や昔話は知らなくて、こんなになっちゃいました。
――ではいつ頃から音楽にご興味を持つようになったのでしょうか?
中学生ぐらいからです。そのときは部活に入らなくてはいけない学校に通っていて、先生にバスケ部に入りなさいと言われて無理矢理入って、だんだんと真面目にやるようになってスポーツに打ち込んでいました。でも、すぐやる気ないように見られてしまって、みんなの前で怒られたりするのも嫌で。不登校になって、部活も辞めて。
学校に行かずに家にずっといながらインターネットをしていたり、YouTubeを観ていたりするなか、音楽の動画も観ていろいろと知っていくと「面白いかも」と。
家では音楽がずっと流れている環境だったこともあって、音楽は生活と切っても離せないものだと感じました。
――音楽の道を目指すようになった理由はなんでしょうか。