2022年11月25日 19:30
ミニスカートで伝説を生んだマリー・クワント…明かされる日本との深い関係【映画】
あとは、京都や富士山で行われたキャンペーンに出演したことも。ほかにもいろんな場所を旅することができたので、本当にエキサイティングな時間でしたし、若くして世界を見ることができたいい機会となりました。
―日本に対しての印象についても、教えてください。
監督まだ10代だったので、やはり文化の違いには圧倒されることもありましたね。そのほかに感じたのは、非常に男性中心の社会であるということ。もちろんファッション業界に女性はいましたが、ビジネスの場面においては男性のほうが重要とされているように見えました。でも、全体的にはいい思い出ばかりなので、また遊びに行けるのを楽しみにしています。
―劇中ではマリー・クワントのさまざまな名言も知ることができますが、監督のなかで印象に残っている言葉や同じアーティストとして刺激を受けた部分といえば?
監督いろいろありますが、「Be yourself. Free yourself.」というのは、自分らしくいることと、自分自身を解放させる大切さを教えてくれる言葉だと思いました。
あとは、「洋服というのは暖を取るためのものではなくて、表現の手段である」という言葉も時代を超えて響くものだと感じています。