稀有な才能で注目、森崎ウィン「ミャンマーでおばあちゃんと一緒に住んでいました」
――その後、2020年7月に「MORISAKI WIN」として配信シングル「パレード‐PARADE」でソロアーティストとしてメジャーデビューされました。その間も俳優として数々の作品に出演され、2018年の映画『レディ・プレイヤー1』で注目を集めたことは飛躍の大きな転換期でもあったと思いますが、俳優活動と音楽活動の相互の影響はあるのでしょうか?
まず歌もお芝居も好きなので、両方ともやれる環境がありがたいです。どの活動がどう影響しているのかは説明しづらいですが、結局のところ、表現するということ自体は変わらないのかなと。俳優をやっているからこそ学んだ表現が音楽に生かされていたり、音楽をやっているからこそ俳優に生かされていたりするものもあって。たとえば音楽活動でのリズム感や音の出し方も、俳優としても必要になってくる場合もあります。
――そもそもスカウトされて芸能界に入られたときは受け身だったわけですが、どの活動にも抵抗はなかったんですね。
実際にやってみると、どれも「楽しいじゃん!」って(笑)。それ以前はサッカー以外に興味がなかったんですが、やってみて「好きだな」「どんどん極めたい」と思うようになっていきました。