2022年9月13日 12:29
【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】ばあちゃんと孫と敬老の日[PR]
来週は敬老の日ですね。
そこで今回はいつもの連載とは少し雰囲気を変えて、うちのばあちゃん(わたしの母・関西人)のことをお話ししてみたいと思います。
あまのじゃくなばあちゃん
娘は、わたしの母のことを「ばあちゃん」と呼ぶ。「おばあちゃん」と教えたはずなのに、割と早くから「ばあちゃん」だった。
ばあちゃんの愛情表現は、幼い子には分かりにくい。孫が可愛くてしょうがないくせに、おもちゃを隠したり、おやつを横取りしたり、余計なちょっかいばかりかけて困らせる。
どうやら他の大人とは違うぞ。いい子ちゃんでいたら痛い目に合うぞ。
娘がそう思ったかどうかは分かないけれど、早々に「ばあちゃん」と、ぞんざいな呼び方にしたのは、子どもなりの反骨心じゃないか思う。
現に娘は、ばあちゃんに対してだけは、他の大人と接する時のような遠慮をしない。言われたら言い返し、やられたらやり返す。お互いその応酬が楽しいようで、ケンカしながらも、2人はとても仲が良い。
本人は厳しく接しているつもりだけれど
ばあちゃんの口癖は、「甘やかしたらあかん」。
泣いたら泣き虫、怖がったら弱虫、いつでも強くたくましくあれ、というのがばあちゃん流の子育てで、わたしも幼い頃からそう育てられてきた。