2021年10月26日 10:30
「ごめんなさい。陽性でした」夫が感染!親子で濃厚接触者に。「孤育て」14日間のリアル<孤育て取材>
「そりゃストレスたまるよねって思いました。なのでけんかは気が済むまでやってって見守っていました。元気が有り余る子どもたちとのおこもり生活は、とても厳しく大変でつらかったです」としょう子さんは振り返る。
でもこんな時だからこそ、「ママ」はできるだけ穏やかな気持ちで過ごすよう心掛けたという。
「こんな時に怒ってもしょうがないって思ったんです。イライラしたらスマホを持ってトイレにこもりました。そのひとり時間がオアシスでした。あとは子どもたちに内緒で台所でチョコレート食べて、気分転換してました」
ついにマンションからクレーム。生活リズムも崩れる日々
子どもは体を動かしたくなるもの。室内用ジャングルジムの上からジャンプしたり、家の中で走り回ったりすることもあった。
そしてある日、「マンションでは音に気を付けて過ごしましょう」などと書かれた管理会社のチラシが、ポストに入っていた。
それを手にしたしょう子さんは、近所の人が管理会社にクレームを入れたんだと気付いた。「あの時期はどのおうちもステイホームでしたから、みんな煮詰まっていたんだと思います」