2022年10月9日 11:00
「えっ…ガン!?」告げられた病の可能性。しかしそれ以上のショックが…
「子宮外妊娠かもしれない」「流産かもしれない」と言われたときも、もちろんショックでしたが、なんというか……胞状奇胎の内容を知ったときはとにかく不安になりました。
やっぱり人間、利己主義なんですかね。わずかな確率でも「抗がん剤治療をする必要が出てくるかもしれない」「妊活は最低半年、長いと2〜3年できないかも」というワードを聞くと不安に思わずにはいられませんでした。
侵入奇胎(胞状奇胎が、子宮内の筋層にも侵入し広がった状態)になる確率は高くはなく、発見が遅れることなくちゃんと治療すれば治る病気と言われているそうです。なので、そこまで怖い病気ではないはずですが、それでもこれらのワードにはびっくりしてしまいました。
私は第1子の出産と同時に、仕事を辞めていたので、今後の仕事復帰のこともいろいろと考えてしまって……。「赤ちゃんは計画通りにきてくれるなんてことはない」。そうわかってはいても、焦る気持ちを抑えられませんでした。
初めて聞く「胞状奇胎」という言葉をネットで調べると、そこには「抗がん剤治療」という文字が。これは、胞状奇胎が子宮の筋層まで広がった「侵入奇胎」