2022年10月21日 12:00
「大丈夫なんて…本当に言える?」卵管を1つ取った私。この先の妊娠は?
医師の「大丈夫」という言葉も、素直に受け止めることはできなかったのです。
この段階では特に治療という治療はなく、できることは何もないということもあり、心だけが焦ってしまいますよね。「この先、赤ちゃんがちゃんときてくれるかなんて誰にもわからないのに、大丈夫なんて軽々しく言わないでほしい」――きっとペンコさんはそう思われたのでしょう。医師という専門的な立場の人の言葉はとても重いもの。言葉の端々まで、その意味を重く捉えてしまいますね。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。
異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。