「あなたの家の庭を借りてBBQしてるの〜♡」勘違いママ友に「うちはマンションだけど」と伝えた結果
アゲハに言われるがままカーテンを開けてみるも、何もなし。電話口からは楽しそうなアゲハとシズカの声が聞こえてきました。
「私たち、パニ子さんの家の庭でBBQやってるのよ〜♡ よかったら混ざらない?」
アゲハとシズカは大きな勘違いをしているようです。
「うちに庭はないけど……」「じゃあここはどこなの!?」
「うち、マンションの10階だけど……ベランダはあるけど庭はないのよ」パニ子は口を開きます。
「嘘よ! だって家に入っていくのみたもの」
「じゃあ、ここは誰の家?!」
そうこうしているうちに、家の外とスマホの中からパトカーのサイレンが聞こえてきました。
「え! ちょっとこっちに来てよ!!」とうろたえるアゲハ。
「どこにいるのかわからないのに行けるわけないじゃない!」そう言ってパニ子は電話を切ります。
これはおもしろいことになりそうだと確信したパニ子。
サイレンの聞こえるほうに向かいました。
嫉妬にまみれたママ友が迎えた末路
アゲハたちが間違えたであろう家は、マンションの裏手にある一軒家。