2024年5月2日 21:05
「退院したので…」病み上がりの母から送られてきた、驚きのメールとは?<1268gの子宮筋腫>
なことと、カテーテルの先端の位置によって麻酔を効かせる範囲を限定できる点、そして意識を保ちながら鎮痛を図れる点だと言われています。
猫野サラさんのような、子宮筋腫による子宮全摘術のケースに限らず、術後痛が強く予想される開胸手術や開腹手術、下肢の人工関節置換術などで、持続注入法が選択されます。また、硬膜外無痛分娩や、帝王切開術で脊髄くも膜下麻酔と併用することも。つまり、硬膜外麻酔とは、今回のような腹部の手術以外にも、開胸手術や無痛分娩でも用いられる方法です。
紙芝居形式だとイラスト付きで説明してもらえるので、硬膜外麻酔をどこに打つかなど、イメージがしやすそうですよね。今回、人生で初めて手術を受けることとなった猫野サラさんですが、麻酔科の先生の説明を受けて「全面的にお任せします」と納得できたそうです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。