#7「デブでブスだと認めることが自分を愛する第一歩」。一風変わった“ポジティブ”な考えを持つ22歳の画家。| GOOD ART GALLERY
「ある日鏡を見て自分が醜いと感じてしまうことは、誰にでもある。ひどい下痢をしているからかもしれないし、冬太りしてじゃがいもみたいだからかもしれない」。じゃがいも…。かなり真剣なトーンで少々棘があるこのセリフを言い放ったのはオーストラリアのビジュアルアーティストMiranda Jill Millen(ミランダ・ジル・ミレン)。二重あごセルフィーが大好きな22歳だ。
可愛くある必要はない
代わりに醜くなればいいじゃない
「可愛くある必要はない」「代わりに醜くなればいいじゃない」。ピンク色の上にただそう書かれた彼女の作品。他にも全体的にデブ、ブス、ハゲ…社会で「美しい」とされるものとはかけ離れた特徴がある人が彼女の作品には多い。醜くなればいいって?醜くなりたい人なんているの?どうしてそういう人たちばっかり描くの?彼女のメッセージの真意とはなんなのか。若い社会派アーティストを紹介するBe inspired!の連載「GOOD ART GALLERY」で今回は少しユニークなものの見方を持つミランダ・ジル・ミレンにインタビュー。彼女の考え方、実は自分を好きになるためにとっても大事。