2017年2月9日 17:00
【インタビュー】水谷豊&反町隆史、17年目に突入――『相棒 -劇場版IV-』から生まれた2つの伝説
「商店街の皆さんが“『相棒』ならばOKだ”と言ってくれて、大変感激しました。このシーンの撮影をしている時はつくづく“『相棒』をやっていて良かったなぁ”と思いました。皆さんが『相棒』のために集まり、通りを貸してくれたのが本当に嬉しかった」と水谷さん。警察・行政・商店街の協力のもと、300mに渡って約12時間の完全封鎖が実現。反町さんも「スタートして1、2年のドラマではないですからね、それこそ『相棒』が培ってきた人気あってのもの」と『相棒』の浸透ぶりを目の当たりにした。
伝説その2は、犯人を追い詰める場面で訪れる。還暦オーバーの水谷さんは「アクション担当は冠城君ですから、反(反町さん)は楽しそうにやっていましたねぇ」と右京のごとく他人事テイストに呟くが、反町さんは「水谷さんは元陸上部というだけあって、本当に走るのが速かった。形はカッコいいが走り方がダサイという人は多いけれど、走り込んでいただけあってフォームも素晴らしく“おいていかれる!”と思ったほど」と証言する。
脚力もさることながら、腰元程の高さの柵を軽々と飛び越える動作にも驚いた。反町さんは「片足をついてもう片方の足でまたぐ、というのならばわかります。