2021年11月18日 17:30
奥平大兼『MOTHER』以来の映画出演、クルド人少女との出会い描く『マイスモールランド』
ポスターに表記されているテキストは「マイスモールランド」のクルド語表記となっている。
![奥平大兼『MOTHER』以来の映画出演、クルド人少女との出会い描く『マイスモールランド』](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FCinemacafe%252F2021%252FCinemacafe_75849%252FCinemacafe_75849_afenetimgszoom541383_3.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
『MOTHER マザー』の撮影時は、15歳だった奥平さんは、本作撮影時17歳(現在18歳)の現役高校生。演技未経験ながら、数百人の応募者の中からメインキャストの周平役に抜擢された『MOTHER マザー』で俳優デビューし、今年の第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞、第30回日本映画批評家大賞新人男優賞など多くの新人俳優賞を受賞し注目を集め、その反響から続々とドラマ出演やCMなどに起用されてきた。
オーディションで選ばれての参加となった本作では、『MOTHER マザー』撮影時から2年ぶり(公開から1年ぶり)の映画撮影。「(俳優として)映画からはじまったという気持ちはあるので、その現場に2年ぶりに戻ってきたということで新鮮な気持ちになりました。久しぶりの映画の現場で、クランクインの直後は迷いがありました」と吐露する奥平さん。
「ドラマなどいろんな現場を経験したことで、自分の中で考え過ぎてしまったところがあって。でも現場で川和田監督とたくさんお話しして、監督が表現したいことをお聞きし理解することができたので、撮影が進んでいく中で、聡太として生きることができたと思います」