2022年5月11日 12:40
『007 ノー・タイム・トゥー・ダイ』のキャリー・フクナガ監督、複数の女性から「不適切な性的誘惑」を告発される
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・フクナガ監督が、複数の女性から「不適切な性的誘惑」を告発された。
きっかけは、女性が中絶する権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判決を覆すようなことを示唆する最高裁判所の草稿が、今月初めに流出したこと。この報道を受け、フクナガがインスタグラムのストーリーで「女性の権利を支持する」という姿勢を見せたのだ。これに過去の“被害者”たちが憤慨。声を上げたのだった。
※以下には性暴力被害に関する記述がございます。ご注意ください。
1人目は俳優でスケーターのラシェル・ヴィンバーグ(23、「ベティ/キッチン・スケーター」)。
「この男の正体を暴くまであと少しだ。こいつは文字通り危険で最悪な人間。『私は女性を大切にします』とか言う。勝手に言ってろ。女のことなんてどうでもいいくせに」とフクナガを批判。2人はCMの仕事で出会った。フクナガは20歳以上の年の差を利用してラシェルが18歳になった直後から、恋愛関係になるよう圧力をかけたという。数年後に「完全に親密な関係」となり、ラシェルが21歳のときに彼から別れを告げられたとのこと。
ラシェルはセラピーに通うようになり、PTSDとの診断を受けたと語っている。