2022年5月25日 16:00
ウォン・カーウァイ作品を彷彿『プアン/友だちと呼ばせて』アルバムのような場面写真
『バッド・ジーニアス危険な天才たち』の監督とアジアの巨匠ウォン・カーウァイがタッグを組んだことで話題の『プアン/友だちと呼ばせて』。この度、主人公2人の旅を収めたアルバムのような場面写真が一挙解禁となった。
世界中からリメイク権を熱望され、日本でも大ヒットを記録した『バッド・ジーニアス危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督の才能に心底惚れたウォン・カーウァイが、自らプロデュースを熱望した本作。
プーンピリヤ監督が脚本制作の段階でウォン・カーウァイから常に言われていたのが、「自分らしくあれ、自身のストーリーを綴れ」ということだった。そのため、音楽や衣装、ボス(トー・タナポップ)とウード(アイス・ナッタラット)が旅をする車でさえ、全て監督が個人的に思い入れあるもので揃えられた。
![ウォン・カーウァイ作品を彷彿『プアン/友だちと呼ばせて』アルバムのような場面写真](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FCinemacafe%252F2022%252FCinemacafe_78963%252FCinemacafe_78963_83c08544a5dbd2c27016_2.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
また、監督が紡いだ物語は、余命宣告を受けるウードが“もし、自分だったら?”ということを念頭におき、ボスがいることで、2人で人生のレッスンを学び、1人が生き残ることでこの学びを未来へと継承していくことをテーマに脚本づくりにとりかかった。彼の元恋人たちのキャラクター設定やキャスティングには困難を極めたが、自身の恋愛経験に基づいたイメージで選んでいったという。