2023年9月5日 16:00
“犯人の座”を奪い合う? フランソワ・オゾン監督最新作『私がやりました』11月公開
、『しあわせの雨傘』(10)に次ぐ、動員100万人超えの大ヒットとなっている。
主人公のマドレーヌとポーリーヌ役には、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール。正反対の性格の2人をそれぞれ魅力的に演じ、チャーミングな凸凹コンビを作り上げた。
2人の前に立ちはだかるヴィランのオデットを演じるのは、強烈なインパクトで登場するイザベル・ユペール。さすがの貫禄で観客の視線を釘付けにする。
解禁された予告編では、3人の女たちが「犯人の座」をかけて争う様子が映し出されている。有名映画プロデューサーに襲われそうになり、必死で逃げだしてきたマドレーヌは、ルームシェアをする親友ポーリーヌに出来事を打ち明ける。しかしすぐに警察がやってきてマドレーヌは事件の容疑者に。
新米弁護士でもあるポーリーヌは正当防衛を主張するようマドレーヌに完璧な台本を用意する。その演技力と美貌を活かし、人々の心を揺さぶる陳述を披露した彼女は一躍「悲劇のヒロイン」としてスターに。
そんな彼女たちのもとにやってきたのは物語の鍵を握る謎多きかつての大女優オデット。「こんにちは、子猫ちゃん」と怪しく微笑みながら2人に近づく彼女は、「成果を手にすべきなのは私」