宮崎駿初監督アニメ「未来少年コナン」2024年初夏、舞台化決定
宮崎駿が初監督したアニメ「未来少年コナン」が舞台化されることが決定。2024年5月、6月に東京芸術劇場プレイハウスにて上演する。
「未来少年コナン」は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ。躍動感あふれる描写や、世界観など、その後の宮崎駿作品へと受け継がれている要素がぎっしり詰まった名作として知られている。
また、地震や津波などの自然災害や戦争、エネルギー問題などが物語に取り入れられており、現代の我々にも刺さるテーマを冒険活劇として表現し、子どもから大人まで、老若男女問わず長きにわたり多くのファンに支持されている。
その作品を舞台化するのは、日本ではミュージカル「100万回生きたねこ」や村上春樹原作の「ねじまき鳥クロニクル」などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピント。そして、世界的振付家マギー・マランの息子で多彩なクリエイターであるダビッド・マンブッフが共に演出を担う。
兼ねてより宮崎作品を敬愛していた2人の想像を超える感性で、芝居だけでなく、ダンス、歌や音楽、美術、衣装、照明などを巧みに操り、新しい舞台芸術作品として誕生させる。