くらし情報『『コール・ジェーン』監督が明かす、“60年代の女性たち”に「真実味のあるビジュアルを作る鍵」とは?』

『コール・ジェーン』監督が明かす、“60年代の女性たち”に「真実味のあるビジュアルを作る鍵」とは?

Photo by cinemacafe.net


人工妊娠中絶を必要とする女性たちを救うために、自らの危険もかえりみず活動していた女性団体「ジェーン」を描いた映画『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』。本作でメガホンをとった、『キャロル』の脚本で第88回アカデミー賞脚色賞にノミネートされたフィリス・ナジーが、60年代のアメリカをリアルに映し出すために徹底したという美術や衣装、撮影技法について明かした。

また、今回併せて、エリザベス・バンクス演じる主人公・ジョイが「ジェーン」の活動に参加する日常をきり取った場面写真が解禁。

アメリカ・シカゴで裕福な家庭の主婦として暮らしていたジョイは、ある日、妊娠をきっかけに活動団体「ジェーン」と出会う。「ジェーン」によって命を救われたジョイは、自身もその一員となって活動に参加するように。


『コール・ジェーン』監督が明かす、“60年代の女性たち”に「真実味のあるビジュアルを作る鍵」とは?

ジョイはかつての自分と同じ立場である中絶を必要とする女性たちを救おうと「ジェーン」の一員として主体的に活動していく姿が描かれているが、そんなジョイの変化はファッションにも表れている。

『コール・ジェーン』監督が明かす、“60年代の女性たち”に「真実味のあるビジュアルを作る鍵」とは?

「私は、当時の人々が、どのような服を着て、どのような家に住み、どのような家具を揃えたかを見せたかったのです。60年代がどんな時代だったかという神話を決して鵜呑みにしないように気をつけました」

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