2024年4月24日 17:00
クレア・フォイ、ラストシーンは「本気で泣いていました」『異人たち』インタビュー&本編映像到着
日本を代表する名脚本家・作家で、2023年11月29日に逝去した山田太一作の長編小説をアンドリュー・ヘイ監督の手により再映画化した『異人たち』。この度、アンドリュー・スコット演じる主人公の母親役を演じたクレア・フォイのインタビュー&本編映像が到着した。
今回解禁されたのは、本作の主人公・アダムを演じたスコットと、子どもの頃に死別したはずの母親を演じたクレア・フォイが語り合う本編シーン。
穏やかな表情を見せながら、かつて失った時間を取り戻すかのように優しい表情を見せる2人だが、そこには30年前にこの世を去ったはずの母と大人になった自分との、ぎこちなさも感じ取れる。「子供だったのに…もう違う」とつぶやく母の言葉からは、成長を見届けられなかった切なさと寂しさが滲み出ており、ありふれた親子の温かい光景のようでありながら、どこか胸を締めつけられる雰囲気が漂っている。
また、同年代の俳優でありながら、しっかり親子であると感じさせるスコットとフォイの2人の演技は、数々の作品で実力を発揮してきた名優だからこそなし得る説得力をスクリーンに刻み込んでいる。
30年前にこの世を去った当時の姿のまま、アダムの前に姿を現した母を演じたフォイは、Netflixシリーズ「ザ・クラウン」