2014年7月15日 11:14
シングルマザーとして生きること(2) - 働くために生後4カ月で保育所へ
ただの一時的な悪循環だったと思う。
シングルマザーとして生きていくことで大切なのは、気持ちの切り替え方だ。特に、自分の意志ではどうにもコントロールできない子供と向き合いながら、仕事に家事にと何役もこなさなければならないシングルマザーにとって、日々の生活をうまく乗り切るためには何でも効率化していくことが重要。ロボット掃除機など便利な家電やアイテムは、経済的に可能であれば必要経費とみなして積極的に投資していった。とにかく人手が足りない母子家庭では、機械で代用できることはなるべくそれで済ますという割り切りが時に必要。
買い物もなるべくストックを多めに、子であれ自分であれ、外出できない状態になってもいいように備えをしておく。万が一、自分が疲れてどうしようもない時は、ストックしてあるものでとりあえずはしのげるいう意味で心に余裕が生まれるし、東日本大震災の時にはそうした心構えによって大いに助けられた。災害時、シングルマザーは子供の安全も守りながら、子供に食べさせなければならない。
それを両立させるには、夫婦そろった家庭以上に備えが重要だ。繰り返しになるが、シングルマザーとして何より辛いのは、やはり代わりがいないこと。