2014年8月1日 06:30
桃山商事の恋愛マナー講座 (3) 彼女に「重い」って言うな!!
○ホントに「彼女=加害者/彼氏=被害者」なのか
彼女の愛情が重い。よく聞く話ですね。束縛される、詮索される、依存される、いろいろ求められる──。そういう"太い関心の矢印"を向けられたときに心地悪さを感じ、「重いんだよ!」と言ってはねのける彼氏……いるいる、いますね。超いると思います。
こういう話を聞くと、つい「彼女=加害者/彼氏=被害者」という構図のように捉えがちです。求めすぎの彼女、困ってる彼氏。って、不思議とそう見えてしまいます。
でも、果たしてホントにそうなのでしょうか?
これを物理的条件に置き換えて考えると、どうでしょう。例えば、誰かが何かを持ったときに「重い」と感じたとします。そこには、「持ったものが実際に重かった」という要素の他に、「持つ側の腕力が弱かった」という要素だってあるはずです。
何だか逆にわかりづらいたとえだったような気もしますが、要するに何が言いたいのかと言うと、彼氏が「重い」と感じたとき、そこには「彼女の愛情が過剰だった」という可能性の他に、「彼氏の受け止める力が弱かった」という可能性だって実はあるわけです。なのに、彼氏はこれを検証もせず完全に棚上げしている。