猫の中には、抱っこされるのが好きな子もいれば、嫌いな子もいます。しかし、「他の人には気持ちよさそうに抱かれているのに、私だとダメみたい…」なんてときには、あなたの抱っこが間違っているのかもしれません。猫が嫌いな抱っこを紹介します。
■安定しない抱っこ
猫を抱っこするときには、猫が安心できるスタイルで抱く必要があります。猫が嫌うのは、今にも落とされそうな不安定なスタイル。まるで高い高いをするかのような抱き方は、猫を不安にさせてしまいます。
正しい抱き方は、猫のお尻をしっかりと抱える方法です。片方の手でお尻を支えたら、もう片方の手を前足の下に入れ、体勢を安定させます。
こうすると猫の身体は、人間のお腹の上でくるんと丸まっているように見えます。大切なお腹を隠すこともできるので、猫は非常に安心できます。
■独りよがりな抱っこ
猫の性質を表現するときに、しばしば使われるのが「気まぐれ」という表現です。猫にとっては、人間とのコミュニケーションよりも自分のペースが大事であることも多いものです。猫を抱っこしたときに嫌がられないためには、まず「猫が抱っこされたいタイミング」を見極める必要があります。