2014年10月17日 10:25
Apple、「OS X Yosemite」をリリース、iOS 8と密接な連携を実現
米Appleは10月16日(現地時間)、Mac用OSのメジャーバージョンアップになる「OS X Yosemite」の提供を開始した。アップグレード対応機種でOS X Snow Leopard (v10.6.8)以上であれば、Mac App Storeから無料でアップグレードできる。
AppleはOS X Yosemiteで、OS Xのユーザーインターフェイスを刷新した。iOSと同じフラットデザインになっており、FinderやDock、アプリケーションのアイコンなど、OS全般のパーツがフラット化し、すりガラスのような透過効果が用いられている。
iOSと共通のデザインを備えた上で、OS X YosemiteはAppleが「Continuity」と呼ぶiOS 8との密接でスムーズな連携を実現する。Continuityには、MacとiOSデバイスの間で相互に作業を引き継げる「Handoff」、iOSデバイスとMac間のAirDrop、iPhoneのインターネット共有をMacからコントロールする「Instant Hotspot」などが含まれる。iPhoneの電話やSMSをMacから使用することも可能。