また、選挙が終わり、改革への期待が高まった、インドやインドネシアなどで株価が堅調となりました。
一方、下位には、商品市況やユーロ圏の景気低迷などを背景に、資源国や欧州の国々が目立ちました。
(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)
景気回復が続いた米国のほか、経済成長率が相対的に高いアジアの新興国の通貨が主に上位を占めました。
原油をはじめとする資源の価格下落の影響を受け、資源国の通貨が下位に目立ちました。特にロシアは、ウクライナ問題に伴なう欧米からの経済制裁の影響もあり、通貨下落が大きくなりました。また、ユーロ圏の景気が冴えなかった影響などもあり、欧州の国が下位に目立ちました。
(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。
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○日興アセットマネジメントの2015年の見通し
景気
日・米・ユーロ圏では、概ね市場予想並みの経済成長が見込まれます。ただし、日本やユーロ圏の景気に懐疑的な見方が拡がりつつあるだけに、予想並みの成長が達成されるだけでも、市場では良い意味での驚きをもって受け止められると考えられます。
米国では、個人消費や住宅建設、設備投資が景気の主な牽引役になるとみられます。