くらし情報『怒りと上手につきあう方法 (1) 「アンガ―マネジメント」で知る、やってはいけない怒り方』

2015年1月21日 08:00

怒りと上手につきあう方法 (1) 「アンガ―マネジメント」で知る、やってはいけない怒り方

怒りと上手につきあう方法 (1) 「アンガ―マネジメント」で知る、やってはいけない怒り方
「アンガ―マネジメント」という言葉をきいたことがあるだろうか。アンガ―とは「怒り」、マネジメントとは「管理」を表し、自分の怒りを適切に管理することを示す。今や、企業の研修や小学校での授業にまで広がっているというアンガ―マネジメントについて、日本アンガーマネジメント協会 代表理事の安藤俊介さんにお話を伺った。

○「怒らない」ではなく、「怒ることと怒らないことの線を引く」

――アンガーマネジメントとは一体どういうものなのでしょうか?

アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで生まれた、怒りと上手につきあうための心理教育、心理トレーニングと言われています。怒らないことが目的ではなくて、「怒ることと怒らないことの線引きができるようになる」ことが目的です。

我々って実は怒っても後悔するし、怒らなくても後悔する。それを繰り返しているんですね。「怒らなきゃよかったな」「やっぱり言っときゃよかった」、どちらにしても後悔してしまう。
なので、怒らなくてもいいことは怒らないようにしよう、怒らなきゃいけないときは怒るようにしよう、線引きができるようになるというのがマネジメントの意味です。

――怒らない方法を学ぶのかと思っていました

そう思われる方もけっこういらっしゃるのですが、人間には喜怒哀楽があり自然な感情のひとつですから、それ自体が悪いわけではないんですね。

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