くらし情報『ゆうきゆう監修のコミックエッセイ『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』発売』

2015年2月21日 12:18

ゆうきゆう監修のコミックエッセイ『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』発売

ゆうきゆう監修のコミックエッセイ『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』発売
KADOKAWAは2月20日、『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』(著者:門瀬粗、監修:ゆうきゆう)を発売した。

○すべてのうつ病患者と、その家族へ向けたうつ病コミックエッセイ

同書は、うつ病患者とその家族へ向けた、"笑って泣ける"うつ病コミックエッセイ。

眠いのに眠れない。食欲がまったくない。物忘れが激しい。些細なことも継続するのに必要以上のプレッシャーを感じてしまう。これらによって、どんどん自己嫌悪に陥ってしまい、さらに感情のコントロールが困難になる……。

同書の著者・門瀬粗(かどせ・あら)氏の妻「よこさん」は、このような症状を抱えるうつ病患者だという。

うつ病は、最近こそ知名度を増してきたが、実際の症状などはほとんど知られていない。だからこそ、一般ではなかなか理解されず、病気を患っている本人だけではなく、その家族にも何かと苦労が多い。同書では、いわゆるそんな「手のかかる」妻を、愛情たっぷりに紹介しつつ、うつ病と向き合いながらも2人で面白おかしい毎日を過ごす様子を描いている。

深刻なテーマを描いているにもかかわらず、ゲーム・アニメ・ネットが大好きな「よこさん」が、うつ病を抱えながらもいろいろなことに一喜一憂する姿や、自分なりの理論を振りかざす姿がとても愛らしく描かれる。

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