コールセンターでは、毎月分配型など高頻度で分配金が出るファンドの運用成果についてお客様からお問い合せいただくことがあります。その際、私たちは、「分配金込み基準価額」をもとに運用成果をご説明しています。
普段、お客様は「分配金込み基準価額」を目にする機会が少ないため、あまり馴染みがないかもしれませんが、ファンドの運用成果を確認する上でとても大切です。
そこで今回は、「分配金込み基準価額」について押えていただきたいと思います。
普段、新聞などで目にする基準価額は、分配金(税引前)を払い出した後の価額(「分配金控除後の基準価額」)です。分配金はファンドの中から支払われるため、払い出した分、基準価額は下がります。
一方、「分配金込み基準価額」とは、分配金(税引前)を再投資した場合の理論上の基準価額です。「分配金込み基準価額」は、マンスリーレポートなどにグラフで掲載しています。
なお、弊社が作成しているマンスリーレポートなどには、「分配金込み基準価額」を「基準価額(税引前分配金再投資ベース)」と表記しております。
(※値動きを仮定したイメージであり、何らかの商品の運用実績を示唆するものではありません。)