くらし情報『作業服のセンサーで心拍数や心電位を取得して健康管理 - 大林組が実証実験』

2015年3月26日 09:52

作業服のセンサーで心拍数や心電位を取得して健康管理 - 大林組が実証実験

作業服のセンサーで心拍数や心電位を取得して健康管理 - 大林組が実証実験
NTTコミュニケーションズと大林組は、IoTの取り組みの一つとしてクラウドと機能素材"hitoe"を用いた衣服を活用した、作業員向け安全管理システムの有用性を実証すべく、2015年4月から本格的な実験を開始すると発表した。

"hitoe"はNTTと東レが開発した、着衣するだけで心拍数や心電位を取得できる機能繊維素材。

この安全管理システムにより、気温の上昇に伴う作業員の熱ストレス(外部の気温が身体に負荷をかけていること)を可視化することで、作業員本人や管理者などが体調管理や事故防止を目的とした対策や判断ができるようにする。

建設現場においては、屋外作業が続く夏の作業環境は大変厳しく、また作業員の高齢化も進んでいるため、事故防止の観点から作業員の体調を管理し建設現場の安全を確保する取り組みが必須だという。

そこで、建設現場のワークスタイル変革を推進する大林組は、クラウドベースの安全管理システムを開発したNTT Comと共同で、上記課題を解決するために、実際の建設現場での作業員の心拍数などのバイタルデータのリアルタイム取得とモニタリングの有用性について実証実験を行うことにしたという。

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