くらし情報『Windows 8.1ミニTips (119) Windowsが備える2つの圧縮機能を使いこなす - 圧縮フォルダー編』

2015年4月24日 08:46

Windows 8.1ミニTips (119) Windowsが備える2つの圧縮機能を使いこなす - 圧縮フォルダー編

Windows 8.1ミニTips (119) Windowsが備える2つの圧縮機能を使いこなす - 圧縮フォルダー編
Windows 8.1は、ファイルシステムのNTFSが持つ透過的圧縮機能と、ZIP形式を疑似フォルダーとして使用するという、2つの圧縮・展開(伸張/解凍)機能を備えている。前者はWindows NT 3.51時代から、後者はWindows XP時代からサポートしてきた。この圧縮フォルダー機能に関するTipsを紹介しよう。

○圧縮(ZIPファイル)フォルダーとは

ZIP形式は複数のファイルやフォルダーをまとめるアーカイブ機能、および圧縮機能を兼備し、1989年にPhil Katz氏が開発したファイル形式である。当時流行していたパソコン通信や、その後に登場するインターネットなど、送受信データを軽減するための処理が重要視され、ZIP形式のほかにも多くの圧縮形式が登場した。

日本では奥村晴彦氏/吉崎栄泰氏が1988年に開発したLHA(LZH)形式が既に普及していたが、ウイルス対策ソフトがアーカイブ内のファイルを正しく検疫できないことが2000年代半ばに明らかにされてからは、普及もとどまり、現在は見かけることも少なくなってきている。

ZIP形式を標準機能としてサポートしたWindows XPは、圧縮・展開の概念を分かりやすくするため、擬似的なフォルダーアイコンを用いて「圧縮フォルダー」

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