2015年6月11日 18:57
気になるデータ使用量、ストリーミング型音楽サービスはどれだけ聴ける?
●使用データの計算方法
Apple MusicやLINE MUSIC、AWAなど、日本でもストリーミング型の聴き放題音楽配信サービスがいよいよ本格的に始動する。月額1,000円程度でいくらでも聴き放題ではあるが、使っていて気になるのは、どれだけのデータ使用量になるかだ。
○bpsとbyteの関係
ストリーミングメディアでは品質を「bps」という単位で表現する。これは「bit per second」の頭文字で、「1秒あたりのビット数」を表す。「Kbps」や「Mbps」と表記される場合は、その「K」や「M」は1000(または1024)を表す「キロ」や、100万(または1024^2)を表す「メガ」のことだ。ビットを表す単位なので「ビットレート」という言い方をする。
ちなみに、小文字の「k」で表記すると、距離や重さの単位で使う「キロ」(=1000)で、大文字の「K」は2進数で1000に最も近い2^10=1024なのだが、表記する上ではこれが混在することが多い。
単位が小さいうちはいいが、ハードディスクなどでMやGの単位で1000と1024を同じ意味で使われると、かなりの差が出てしまう。
本稿では計算を簡単にするため、Kと表記するが1000で計算するので、あしからず。