くらし情報『夏のドライアイに注意! 目が乾くのは危険信号?』

2015年6月22日 07:00

夏のドライアイに注意! 目が乾くのは危険信号?

夏のドライアイに注意! 目が乾くのは危険信号?
目の潤いが失われることで起きる"ドライアイ"。空気が乾燥する冬の時期に起こりやすい疾患だが、実は夏こそ注意が必要だ。というのも、夏も空調が効いた室内は空気が乾燥しているからだ。しかも、冬のようにわざわざ加湿器を稼動させるということはなく、乾燥に対する意識が低くなりがちだからこそ危険なのだ。そこで今回は、夏のドライアイについて、交通会館有楽町眼科医院長の松田智子先生に注意事項や対策方法などを伺った。

○ドライアイとは

まずは基本事項だが、ドライアイとは乾燥や眼精疲労、血行不良、生活習慣などにより、涙の分泌量が減少したり、涙の質が低下したりすることで、目の表面の潤いが失われてしまった状態。
自覚症状としては、目の乾きの他にゴロゴロするような違和感、視力低下、目の疲れといったものが挙げられる。眼科に訪れ、初めてドライアイが原因と診断されるパターンが多いそうだ。

松田先生のところにも平均して1日10人ほどがドライアイに起因した診察に訪れているそうだ。

「目の充血を治したいとおっしゃられて受診される患者さんのうち、検査をするとドライアイが原因であるという方が多いんです」と松田先生。

「ドライアイとは気付かずに、充血用の市販の薬を使用して一時的には治るんですが、血管収縮剤なので症状を緩和する対処療法にすぎないんです。

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