2015年7月1日 12:00
梅雨本番、知っておきたい布団ケア - 布団乾燥機編
●天日干しでは不完全!?
1年の中でも特に湿気に悩まされる梅雨のシーズンは最も布団ケアが必要になる季節。布団クリーナーを取り上げた前回に引き続き、今回もこの時期に知っておきたい布団ケアの基礎知識と、布団ケアに便利な家電製品を紹介したい。
○布団乾燥機を導入する意義
前回紹介した布団クリーナーに続き、布団ケア家電として紹介したいのは「布団乾燥機」だ。布団クリーナーは、布団に付着したハウスダストを取り除くのを主な目的とする。これに対して、布団乾燥機は読んで字のごとく、布団を乾燥させることが目的の家電だ。
新カテゴリーの布団クリーナーとは異なり、以前から存在する布団乾燥機だが、冬から春にかけてピークを迎える花粉や黄砂、PM2.5といった微粒子対策としてだけでなく、天候不順で外に布団を干せず、湿度も高い梅雨時~夏場にも重宝する。
ダニの生息に最適な条件は、気温25℃、湿度75%前後といわれており、梅雨時は最も活発化する季節。逆に、湿度50%以下では生息できなくなると言われており、木造住宅が主流だったかつては、冬場になるとダニはほとんどが死滅していた。
しかし、昨今の住宅は気密性が高く、年間通して、ダニにとっても快適な環境を維持できてしまう。