2015年9月8日 11:00
就活生の関心が高い社会問題のテーマ、理系は「環境問題」 - 文系は?
トレンド総研は、 現在、大学、大学院、短期大学に通っている就活生300名を対象に「就活生の社会問題への意識・理解に関する調査」を実施した。調査期間は8月6日~12日。
○文理で意識・関心に大きな差
まず、社会問題を「政治・行政」「経済」「社会制度」「資源・エネルギー」「環境」「災害・事故」「犯罪・治安」「外交・国際社会」の8つのテーマに分け、意識・関心が高いのはどんなテーマなのかを調べた。
その結果、テーマに対する意識・関心については、理系と文系の大学生の間で大きな差が見られた。理系の大学生の意識・関心が高いテーマは、「環境」(68%)、「資源・エネルギー」(65%)、「災害・事故」(57%)であったが、文系の学生は「政治・行政」(76%)、「社会制度」(73%)、「経済」(68%)となっている。
特に、「エネルギー・環境問題」については、両者の差が顕著で、理系の大学生にとっては上位2テーマだった「環境」(理系:第1位・68%、文系:第7位・61%)と「資源・エネルギー」(理系:第2位・65%、文系:第8位・59%)は、文系では意識・関心が高いテーマの中で下位2つとなった。
社会問題に対して、大学生はどのように情報収集をしているのか尋ねたところ、最も多かった回答は「インターネット」