くらし情報『東京都・多摩動物公園で、チーターの姉妹の単独飼育を開始』

2015年10月13日 10:49

東京都・多摩動物公園で、チーターの姉妹の単独飼育を開始

東京都・多摩動物公園で、チーターの姉妹の単独飼育を開始
多摩動物公園(東京都日野市)はこのほど、チーターの姉妹「デュラ」と「シュパーブ」を単独飼育にした、と公表した。

○チーターの姉妹「デュラ」と「シュパーブ」を単独飼育に

同園のチーター「デュラ」と「シュパーブ」は2012年11月13日、群馬サファリパークにて誕生。同じ母親から生まれた姉妹となる。2014年11月12日、繁殖を目的とした貸借契約(ブリーディングローン)に基づき、同園に来園した。

希少種であるチーターは、国内外の飼育園間の連携のもと、将来を見すえた繁殖計画が進められている。同園でもチーターの繁殖に成功しており、これまでに他施設との個体のやりとりなどを通じて、チーターの保護増殖に取り組んでいるという。

チーターは本来、一部のオスを除いて単独で生活する動物だが、生まれてしばらくは3~5頭ほどの兄弟姉妹がいっしょに暮らし、母乳を飲んで育つ。生後1年から1年半ほど経って狩りができるようになった子は、乳離れして自分で生活するようになり、その後、母親は次の繁殖に向けての行動を開始。
乳離れした一部のオスは2~3頭で生活し、メスは自身が子を産み育てるため、完全に自立した生活を始める。

同園では、長くチーターの繁殖が見られない時期があったが、こうしたチーター本来の生態を踏まえた飼育方法を模索した結果、手法を確立し、近年は多くの繁殖成果を上げている。

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