2015年ボージョレ・ヌーヴォー、ソムリエが試飲!
(2,760円)は、ボージョレ地区の北に接するマコネー地区のシャルドネ100%。レモンイエローの色合いで、香りはパイナップルやマンゴー、ピーチに例えられる。シャープな酸があるがグレープフルーツの皮のような苦味があり、余韻が長い。ボディはかなりしっかりしている。ホタテや白身魚のムニエルなど、バターを使ったリッチな魚貝系の料理と一緒にどうぞ。
○「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2015」
2006年に日本で初めて商品化されたヌーヴォーのロゼ「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2015」(2,460円)は、淡いサーモンピンク。フレッシュストロベリーやザクロのような香りで、さわやかな酸とミネラルが口の中に同時に飛び込んでくる。ボディは厚めだが重々しさはなく、塩味の焼鳥や中華料理の炒め物全般と相性がいい。
この週末にでも、ぜひ今年のヌーヴォーを味わってみてほしい。なお、2本買って1本はすぐに飲み、もう1本は少し寝かせて年末年始の集まりや、春まで待ってお花見シーズンに楽しんでみるのもオススメだ。
※価格はすべて参考価格(税別)