くらし情報『加速するインバウンドマーケティング、その目的は"爆買い"の創生なのか?』

2016年1月5日 12:00

加速するインバウンドマーケティング、その目的は"爆買い"の創生なのか?

加速するインバウンドマーケティング、その目的は"爆買い"の創生なのか?
2015年は、「爆買い」が話題になった一年だった。

爆買いとは、中国を中心とする旅行者が、家電品や化粧品、衣料品、トイレタリーなどを一度にそして大量に購入すること。円安が追い風となってこの流れが続く中、「観光」が日本経済を立て直す成長戦略の柱として認識されるようになった。そこで注目を集めているのが、インバウンドマーケティングである。

本稿では、インバウンドマーケティングを展開しているマイクロアド・インバウンド・マーケティングの代表取締役・中山洋章氏に話を聞いた。

○観光立国へ - 鍵は"プル型"のアプローチ

2013年に日本を訪れた外国人旅行者は、1,000万人を超えた。特に、韓国や台湾など近隣諸国からの旅行客は、週末で日本を訪れるというケースも多く、リピーターも少なくない。

最近では、こういった訪日外国人旅行者が、日本国内での商品の購入や宿泊、食事などで消費することを「インバウンド消費」と呼んでいる。
インバウンド消費は、今や日本経済を下支えするまでに拡大し、その恩恵は交通や飲食、宿泊、流通、製造、伝統工芸など、幅広い領域に及んでいる。インバウンド消費の増加を狙ったマーケティング活動が活発化しているのも、当然の流れといえよう。

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