修羅場サバイバル ~健康で文化的なクリエイターになるために~ (2) 徹夜明けの疲れをなくす「魔法」はある?
できることなら避けて通りたい「徹夜」。夜勤必須の職種は少ないクリエイティブ界隈ですが、その仕事の性質上、予期せぬ徹夜の危険にさらされがち。それが複数人で手がけるプロジェクトになれば、自分ひとりでコントロールするのは困難です。
徹夜は締め切りを守るための「最後の手段」で、ややもすると「頑張った!」感に酔ってしまいがちですが、本来眠るはずの時間に働くことで、クリエイターの体に大きな負荷がかかってしまいます。しかし、やむなく徹夜する必要に迫られてしまった時は、どうやって乗り切ったらいいのでしょうか。
この連載では、忙殺され身体を酷使しがちなクリエイターが「健康的に創り"続ける"」ための知識を公開。敷居が高いイメージになってしまった「健康」を広く手の届くものにすべく活動されている鍼灸師・若林理砂さんが、忙しいクリエイターにもできる「健康への第一歩」につながるエピソードを語ります。第2回は、クリエイターなら1度は経験がある?徹夜をした「そのあと」のお話です。
若林理砂
1976年生まれ。鍼灸師・アシル治療室院長。高校卒業後に、鍼灸免許を取得し、エステサロンの併設鍼灸院で、技術を磨く。早稲田大学第二文学部卒。