くらし情報『地方で「好きな仕事」を続けるのは難しい? - サイレントマジョリティOLの実態』

2016年2月3日 07:00

地方で「好きな仕事」を続けるのは難しい? - サイレントマジョリティOLの実態

――不当だとは言えない空気っていうのはありましたか?

職場の環境は、割と自由だし、女性も長く働いていたしで、そこまで窮屈ではなかったんですが。いざというときには、好きでやっている仕事だから、職があるだけでもありがたいことだったよね、だから今更文句を言うなんて……という思いがあったかもしれません。

――Bさんの友達はどんな働き方をしていますか?

仕事を通じて知り合った同じような業種の人は、やはりお店の経営がなりたたなくなって、別の仕事に就く人は多いです。地元で事務職に就いたり、東京に出て、もう一度好きなことをしたり、東京に出たけどまた別の仕事をしていたり。自分が独身なので、独身の友達が集まってきますね。そういう意味では、同じ境遇の友達には恵まれていると思います。

――Bさんは、仕事を辞めてからは、就職活動はしていますか?

やっているんですが、なかなか見つからないですね。私の職歴では事務はできないし、車を運転できないので営業も難しい。
となると、やはり接客業になるんですが、それも年齢でやんわり断られてしまったり。田舎は交通網も整っていないので、遠くの地域で募集があっても、私のようにバイクで一時間かけて毎日通うのは物理的に難しい。

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