2016年3月10日 18:34
創業者が語る「EARIN」開発秘話 - 通話機能については「開発の手を緩めていない」
今後も詳細を明らかにすることはないようだ。開発において大きな壁となったのは、「この小さなきょう体にいかにバッテリーを内蔵するか」だったという。内蔵に成功したことで、EARINはきょう体内部のほとんどをバッテリーが占めることになった。
説明会でたびたび語られたのは、「シンプル」へのこだわりについて。EARINは操作ボタンを徹底的に排除しており、イヤホンを専用ケースから取り出すことで、以前通信したプレーヤーと自動でペアリングを開始する仕様になっている。今後の展望について同社は、EARINでアピールした「ワイヤレスメーカー」としてのポジションを確固たるものにしたいと話す。
記者から通話用マイク搭載の予定について訊かれると、「ノーコメント」としながらも、「開発の手は緩めていない」との回答が。また、ノイズキャンセリング機能を採用した新製品の開発は「考えていない」と話し、Complyチップの遮音性がノイズ低減の役割を充分に果たしているとの見解を示した。
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