2016年4月5日 18:13
ヤマハとナムコ、「おもてなしガイド」活用の多言語サービスを試験運用
ヤマハとナムコは4月5日、「ナムコ×ヤマハ Sound UD化プロジェクト」としてナムコが運営するテーマパーク「J-WORLD TOKYO」で、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用したサービスの試験運用を同日付で開始した。
ヤマハの「おもてなしガイド」は、アナウンスやナレーション、ショーやアトラクションのセリフなどをトリガーに、音声内容を専用のスマートフォンアプリに日本語を含む各言語でリアルタイム表示するシステムで、2015年から交通機関や商業施設での実証実験を行っている。
一方、ナムコの「J-WORLD TOKYO」は、「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「NARUTO-ナルト-」など「ジャンプ」作品の世界観の中で遊べるテーマパークとして、アジア、ヨーロッパをはじめとした世界各国から外国人観光客が多く訪れ、入園者全体の約1割を占めている。
今後、外国人の来場者が増加するものと見込んでいる。今回のプロジェクトでは「J-WORLD TOKYO」の音響演出の一部におもてなしガイドを導入し、来園者はスマートフォンからおもてなしガイドアプリをダウンロードすることで、キャラクターの声などの音響演出を各言語(日本語/英語/中国語)