2023年8月12日 08:00
綾瀬はるか、煌びやかな衣裳6着のデザイン&本編切り抜き映像 大人の色気も見せる
大正時代という土台にとらわれ過ぎず、当時、欧米で流行していたフラッパーガール(※)の魅力に大人の色気を合わせて、イメージカラーに、黒、白、シルバー、シャンパンゴールド、濃いブルーを選び、監督かの要望で赤を加えました。着物をブルーに染めて、手描きで百合柄を描いたり、ドレスに百合の刺繍をしたり、要所で百合模様を使っています。生地選びは動き易さを考えつつ、エレガントなシルエットやスパンコール生地を使う工夫を施し、帽子やネックレスなどの小物は当時の時代感と百合っぽさを意識しました。アクションが多いため、1パターンに対して何着も作らなければならず苦労しました。アクションでの動きを確認しながら、プロテクターの有無、拳銃を隠し持つ場所などを話し合い、細かな修正を繰り返してきました。
(※)フラッパーガール・おてんば娘、奔放な現代娘の意。フラッパー(Flapper)とは1920年代に欧米で流行したファッション、ライフスタイルを好む未熟で若い女性を指したスラングそれまでの社会や道徳における女性らしさにとらわれず自由に行動した。赤い口紅、ボブ・カット、丈の短い袖なしショートドレスといった彼女たちのファッションをブラッパールックと呼んだ。
(C)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
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