2023年8月12日 10:30
綾瀬はるか、強さとは「今の自分自身を楽しむこと」 出会いが生んだ“前向きな思考”
――今まで培ってきたアクション経験は、ある意味リセットして一から作り上げていく作業に近いと。
そうですね。ケガをしてしまうと撮影もストップしてしまいますし、腕もむき出しだから安全第一の中でやれるアクションを考えながら。ハードなアクションシーンということももちろんですが、むき出しの部分が多いので個人的に弱気になることがありました(笑)。私はこれまでの経験から肘、肩と順番に受け身を取ってしまう癖があって、同じところを何回も擦りむいてしまって。
○■SixTONESジェシーとの激しい肉弾戦「喧嘩のような……」
――そんな過酷なアクションシーンにも挑んだ今作ですが、撮影に向けて準備したことはありますか?
基本的には体幹を鍛えて、このアクションに向けて体力をつけることを意識してトレーニングをしていましたし、百合は合気道の使い手なので、その型を練習していました。あと、リボルバー拳銃を扱うのは初めてだったので、弾丸の装填とか扱いをスパイっぽくお芝居の会話の中でスムーズにできるように練習しました。撮影前は、手元を見ないでやれるようにと意識していたんですが、(銃の)先生いわく「別に見ながらやってもいい」