2017年11月21日 11:00
高畑充希の普通じゃない"生の演技"とは? 『とと姉ちゃん』『泥棒役者』の西田征史が語る
それは芝居がぶれているということじゃなくて、例えばテイクごとの相手の目線の動きに合わせて自身の芝居を変えているというか。そういった反応が、その時その時で違うのが、すごい。自分の中での芝居を固めてきてしまうのではなく、そこにどーんと存在して、その時思っている感情で芝居しようという感じでした。
――相手のリアクションを見て演技を変える、というような。
丸山くんも一緒に演じていてすごく楽しかったみたいです。多分、セッションしている感覚があって楽しかったんじゃないかな。
――今回は撮影が2日間とのお話でしたが、それだけすごさが伝わったんですね。
ご本人は「2日以上あったらボロが出たかも」とは言っていましたが(笑)。
でもきっと、ぶつかり合うことはあったとしても、話し合って面白いものになると思いますよ。
ドラマと映画で芝居の質も変えてるし、現代と昔の質感の差はあると思うんですけど、彼女の新たな表現の幅を見た気がします。『とと姉ちゃん』に感じていたものとはまた違うものでした。
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