2023年12月7日 11:00
セントチヒロ・チッチ、ソロになって「肩の力が抜けた」 BiSHで培った武器やオノ・ヨーコへの憧れも語る
と語った。
アフレコでは、声のみで演じる難しさも感じたという。
「彼女はただ天真爛漫な少女ではなく、裏側に切なさや何か諦めたような表情が混ざっていて、繊細に大人びた少女の部分が出てくる感じが難しかったです」
特に「叫ぶシーンが一番難しかった」と言い、「普段、陽キャじゃないので『ヤッホー』とか言わないし、そこは葛藤しながらやりました。どれだけ明るく言えるか。一生懸命でした(笑)」と振り返った。
○■BiSH時代の経験も生かして「物怖じせずに演じられた」
また、BiSH時代に培ったものも本作に生きたと語る。
「表現することはBiSHの中で培ったものですし、形は変わっても自分らしさを残しながら表現するというのは、昔の私じゃできなかったと思います。BiSHの活動においていろんな表現に挑戦してきたので、物怖じせずに演じられたというのもあると思いますし、歌も、セントチヒロ・チッチとして生きてきたからこそ向き合えた表現があったので、すごく大事だったなと思います」
演じたヌードルとは「ずる賢さ」が似ているという。
「ヌードルは頭のいい子で、どうやったら現状からみんなを救って逃げ出せるかというのを考えるずる賢い部分があり、そういうところは少し似ていると思います。