2024年4月25日 06:00
日本市場が持つ“スーパーファン”の可能性 韓国発推し活アプリ「Weverse」柔軟姿勢で右肩上がりに推移
を掲げている。「スーパーファン」とは、アーティストのコンテンツ(アルバム・コンサートなど)を積極的に消費し、特別な体験を望んで購買意欲を高く持ち、誠実で熱心に心を寄せるファンと定義。ムン氏いわく「常に推し活を楽しんでいる方」との親和性の高いプラットフォームを目指すが、日本においては、スーパーファンのポテンシャルが高いと捉えている。
「日本はファンダムライフスタイルの歴史が長く、文化として強く根付いています。80年代からアーティストやアニメなどの推し活があり、それが世界に広がっているのだと思います」
ただ、推し活文化のデジタル化という点において、おくれを取っている現実がある日本。そこに、Weverseというプラットフォームが入ることによってデジタル化を補い、「もっと気軽に、より便利に使えるようになっていけたら、より高いポテンシャルを発揮できると思います」と期待を示した。
日本市場における特有の文化の一つとして挙げるのは、コンビニ決済。この対応を韓国の開発チームに持ちかけたところ、不思議がられたという。
「都市から離れた地域では、コンビニがライフスタイルの拠点になっているところもあり、現金で払うほうが慣れていたり、アナログな方法に安心感を覚える人もいると思います。