2024年5月9日 04:00
上白石萌音、『千と千尋』ロンドン公演で「浴びたことのない熱気」演劇生活も満喫
女優の上白石萌音が、イギリス・ロンドン ウェストエンドのロンドン・コロシアムにて現地時間7日に舞台『千と千尋の神隠し』の本初日を迎えた。
同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。
○■舞台『千と千尋の神隠し』千尋役の上白石萌音
カーテンコールではスタンディングオベーションの中、湯婆婆/銭婆役の夏木マリから促され、感極まった様子でお辞儀をしていた上白石。「浴びたことのない熱気を浴びて、しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました。お客様達がとても喜んでくださったのが伝わって来て嬉しかったです。カーテンコールの最後に千尋がオンマイクで『ありがとうございました』と言うのですが、その瞬間に、私は日本人で、私たちは日本から来て日本語で作品を届けたんだなという実感がせりあがって来てグッときました。