働く女性の防災意識。非常時に頼りになるのは、自分と親
非常時に頼りになるのは、夫やきょうだいよりも、親と自分自身――。
朝日新聞社の働く女性向けサイト「ジョブラボ」が1~2月に実施したアンケートで、昨年の東日本大震災で身内の安否確認にかかった時間や、帰宅時に困ったこと、震災後に持ち歩くようになったものが明らかになった。
働く女性にとって、非常時に本当に頼りになる人は親と自分というシビアな結果も。
「非常時に次の人たちをどれくらい頼れますか」と7つの選択肢を挙げ、「とても頼れる」「頼れる」「あまり頼れない」「全く頼れない」のいずれかで回答(有効回答数=1,058)。
「とても頼れる」と答えた割合が最も高かったのが、「親(義理も含む)」の34.2%。
「パートナー(夫や恋人)」が33.4%で続いた。
「とても頼れる」と「頼れる」を合わせた時に最も割合が高かったのは、「自分」で74.8%。
「親(義理も含む)」は62.6%、「パートナー(夫や恋人)」が57.5%だった。
「きょうだい(義理も含む)」は53.1%と過半数に乗ったが、「近所の人」は32.5%、「友人・シェアハウスなどの同居人」は30.2%と、身内以外は頼りにできないと考える傾向が強かった。